IBディプロマを取得する予定だけど、自分のスコアでどんな大学に行けるのか不安に感じていませんか?

この記事では、IBスコアの点数帯ごとに日本と海外の大学を整理して紹介します。「自分の点数でどのレベルの大学を目指せるのか」がひと目でわかるようにまとめました。

IBスコアの基本をおさらい

IBディプロマの満点は45点です。内訳は6科目(各7点満点)の合計42点に、TOK・EEの評価で最大3点が加わります。

2025年5月の世界平均は約30点前後。ディプロマ取得には最低24点が必要です。

つまり24点がスタートラインで、そこからどこまでスコアを伸ばせるかで大学の選択肢が大きく変わります。


【24-29点】ディプロマ取得ラインで行ける大学

24点はIBディプロマ取得の最低条件ですが、この点数帯でも出願できる大学はたくさんあります。

日本の大学

日本の大学の多くは、IBディプロマ取得(24点以上)を出願資格としています。つまり、24点でも多くの大学に挑戦できます。

大学名IBスコア目安特徴
広島大学24+光り輝き入試(IB型)で11学部対応
岡山大学24+グローバル・ディスカバリー・プログラム(英語学位)
立命館アジア太平洋大学(APU)24+IB入試の先駆け。留学生比率50%
立命館大学24+グローバル教養学部等で対応
関西学院大学24+全学部でIBスコア出願可能
法政大学26+IB自己推薦特別入試あり。GIS(全英語)が人気
東京理科大学24+経営学部国際デザイン経営学科でIB入試

海外の大学

大学名IBスコア目安特徴
アルバータ大学26-32+カナダトップ5。IB生向け奨学金あり
クイーンズランド大学27-37+オーストラリアGroup of Eight
UNSW27-38+シドニーの工学・ビジネス名門
シドニー大学25-35+オーストラリアのトップ大学

24-29点でも、特にオーストラリアやカナダの大学は選択肢が多いです。日本国内でも広島大学、岡山大学、APUなど充実した教育を受けられる大学に出願できます。


【30-34点】世界平均帯で行ける大学

世界平均の30点前後を取れていれば、日本の有力大学や海外の名門にも手が届きます。

日本の大学

大学名IBスコア目安特徴
上智大学28+IB入試の実績豊富。国際教養学部が人気
国際基督教大学(ICU)28+リベラルアーツ教育でIBとの親和性が高い
東北大学28+旧帝大。国際バカロレア入試あり
名古屋大学28+G30プログラムで英語学位取得可
九州大学28+共創学部等でIB入試
早稲田大学30-32+SILS(国際教養学部)・EDESSA等
慶應義塾大学32+IB入試は法学部。PEARL(経済学部)は帰国生入試
北海道大学28+国際バカロレア入試。共通テスト不要

海外の大学

大学名IBスコア目安特徴
ブリティッシュコロンビア大学(UBC)24+カナダの名門。IB生の受入実績豊富
マンチェスター大学32-37+ラッセルグループ。25名のノーベル賞受賞者
キングス・カレッジ・ロンドン32-40+ロンドンの名門。医学・法学が世界トップ
ブリストル大学32-38+理工系・社会科学に強み
メルボルン大学29-42+オーストラリア1位
ライデン大学32-36+オランダの名門。英語プログラム充実
延世大学32+韓国トップ3。全英語UICが人気

30点台前半でも、旧帝大(東北・名古屋・九州・北海道)やICU・上智、そしてUBC・マンチェスターなど選択肢はかなり広いです。


【35-37点】上位層が狙える大学

35点以上になると、日本の最難関私立大学や英国ラッセルグループの上位校が視野に入ってきます。

日本の大学

大学名IBスコア目安特徴
京都大学34-36+特色入試でIBディプロマを評価
早稲田大学(SILS)合格者平均37程度国際教養学部はIB生に人気
慶應義塾大学(PEARL)32+経済学部の全英語プログラム

海外の大学

大学名IBスコア目安特徴
エディンバラ大学34-38+スコットランドの名門
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)37-39+社会科学で世界トップ
シンガポール国立大学(NUS)37-40+アジア1位常連
南洋理工大学(NTU)36-40+アジアトップの工学・CS
香港大学(HKU)35-40+44+で全額奨学金の資格
UCL36-39+ロンドン大学群の中核
セント・アンドリューズ大学36-38+英国最古級の名門
ウォーリック大学36-38+ビジネススクールが有名
ダラム大学34-38+カレッジ制の伝統校
ボッコーニ大学34+欧州トップのビジネス教育

35点以上あれば、世界中の名門大学に挑戦できます。特にイギリスのラッセルグループ上位校やアジアのトップ大学が現実的な目標になります。


【38-41点】トップ層の進学先

38点以上は世界的に見ても上位層です。日本の最難関や英米のトップ大学が射程圏内に入ります。

日本の大学

大学名IBスコア目安特徴
東京大学38+PEAK(2026年最終募集)→CoD(2027年秋)
医学部(各大学)38+北海道大・金沢大・横浜市立大等でIB入試あり

海外の大学

大学名IBスコア目安特徴
オックスフォード大学38-40+HL6-7必須。面接・入試テストも重要
インペリアル・カレッジ・ロンドン38-40+理工系世界トップ
チューリッヒ工科大学(ETH)38+学費が安い世界トップ理工系大学
北京大学36+中国最高学府

38点以上あれば東京大学のPEAK(後継のCoD)にも挑戦可能です。海外ではオックスフォード、インペリアル、ETH Zurichなどが目標になります。


【42-45点】最高峰スコアの世界

42点以上は世界のトップ中のトップです。ここまでスコアを伸ばせれば、世界中のあらゆる大学の門が開かれます。

大学名IBスコア目安特徴
ケンブリッジ大学41-42+HL776が最低条件
ハーバード大学ホリスティックHL3科目7でAdvanced Standing資格
スタンフォード大学ホリスティックシリコンバレーの名門
MITホリスティックHL7で一部科目の単位認定

なお、アメリカのアイビーリーグ等はホリスティック審査(総合評価)のため、IBスコアだけでなく課外活動、エッセイ、推薦状なども重要です。42点以上でも不合格になることがある一方、38点台で合格する例もあります。


スコアアップのための3つのポイント

1. HL科目の選択が全て

大学によってはHL科目で特定のスコア(6や7)が求められます。得意科目をHLに選ぶのは当然ですが、志望大学の要件も早めにチェックしましょう。

2. TOK・EEの3点を確実に

TOKとEEの評価で最大3点。この3点がボーダーラインの学生にとっては合否を分けます。早めに取り組んで確実に得点しましょう。

3. 早い段階から対策を始める

IB2年間はあっという間です。DP1年目からIAやEEの準備を始め、DP2年目に余裕を持って最終試験に臨めるようにしましょう。


まとめ

IBスコアは24点から45点まで、どの点数帯でも目指せる大学があります。大切なのは、自分のスコアに合った大学を見つけて、戦略的に準備を進めることです。

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IBスコア別の大学情報はIBで行ける大学ガイドでさらに詳しくまとめています。

※ スコア要件は年度により変更される場合があります。必ず各大学の公式サイトで最新情報をご確認ください。