大学概要
シンガポール国立大学(NUS)は1905年創立、東南アジア最高峰の総合大学です。シンガポール本島の南西部に広がるケント・リッジ・キャンパスを中心に、約38,000人の学生が在籍し、QS世界大学ランキング2025では**世界8位(アジア1位)**に位置します。理工系・ビジネス・法学・医学・人文社会科学まで幅広い学部を擁し、授業はすべて英語で行われます。IBDPの英語教育を受けてきた生徒にとって、最もシームレスに進学できるアジア最高峰の大学の一つです。
シンガポール政府・企業との産学連携が強く、在学中からインターンシップや研究参加の機会が豊富。アジアのビジネスハブに位置する地の利を生かした国際的なネットワークと就職実績も、NUSを選ぶ大きな理由です。
IB入試の仕組み
NUSはIBDPを正式な入学資格として認めており、IB成績を中心とした総合評価で合否が決まります。
出願資格と英語要件
IB Diplomaを取得していること(またはMay試験の予測スコアを提出できること)が出願の前提です。英語は必ずIB試験科目として履修していることが求められます。IB科目のうち3科目以上が英語以外の言語で教えられている場合は、IELTS Academic 6.5以上などの英語力証明が別途必要になります。
必要HL科目(学部別)
NUSの各プログラムには科目の前提条件(Subject Pre-requisites)があります。代表的な要件は以下の通りです。
- 工学系: HL数学(Math: Analysis and Approaches)必須。コンピューター工学はHL物理・HL化学・HL情報学のいずれか1科目も追加で必要
- 医学・歯学: HL化学 + HL生物またはHL物理
- 法学: 英語(SL/HL)で5点以上
- ビジネス(BBA): 数学(SL MAA または HL MAI)の合格
合格スコアの目安
NUSは公式な最低スコアを公表していませんが、合格者の実績から以下が目安とされています。
- 医学・法学・コンピューティング・BBA: 42〜45点
- 工学・理学・文系一般: 38〜40点台
学業成績に加え、課外活動・リーダーシップ・面接(一部学部のみ)が総合的に評価されます。建築・デザイン・医学・歯学・法学・看護は追加ポートフォリオや選考試験・面接が課されます。
出願プロセス
出願はNUS Applicant Portal(NUS公式オンライン出願システム)から行います。
- オンライン出願フォームの記入
- IB予測スコア証明書(在学校発行)の提出
- 学業成績証明書の提出
- 課外活動・受賞歴の入力
- 一部プログラムは追加ポートフォリオ・面接
スケジュール(AY2026/2027の例)
- 出願受付: 2026年1〜2月頃(締め切り2月23日頃)
- IBのMay試験受験者はIB Personal Codeを6月17日までにPortalに登録し、成績証明書の発送をIBに授権(7月7日締め切り)
- 合否通知: May試験受験者は7月第3週頃
学費と奨学金
| 項目 | 概算金額 |
|---|---|
| 授業料(一般学部) | SGD 17,000〜30,000/年 |
| 授業料(医学・歯学) | SGD 60,000前後/年 |
| 生活費(概算) | SGD 12,000〜18,000/年 |
MOE Tuition Grant(授業料補助): シンガポール政府が提供する授業料補助制度。受給者は卒業後3年間シンガポール登録企業での就労義務が発生しますが、授業料を大幅に抑えることができます。多くの国際学生が活用しています。
主な奨学金:
- NUS International Undergraduate Scholarship — 授業料全額免除+生活費補助。成績優秀な国際学生向け最上位奨学金
- ASEAN Undergraduate Scholarship — ASEAN国籍者向け。補助対象の入学許可者はMOE Tuition Grant申請と同時に自動審査(別途申請不要)
- 民間企業・財団からの奨学金も多数あり
キャンパス・学生生活
メインのケント・リッジ・キャンパスは約150ヘクタールの緑豊かな丘の上に広がります。図書館・研究センター・スポーツ施設・学生寮が充実し、160か国以上の学生が集うグローバルな環境です。
授業はすべて英語で行われ、IBで培った批判的思考・論文執筆・多角的視点がそのまま活きる学習スタイルです。NUS Overseas Colleges(NOC)などの海外研修プログラムも豊富で、在学中に世界のスタートアップエコシステムへ参加するチャンスがあります。
シンガポール自体が安全・清潔・英語通用・アジアの交通の中心という好条件で、日本人学生にとっても生活の立ち上がりが早い環境です。
卒業後のキャリア
NUSの卒業生はシンガポールを拠点に、アジア全域と欧米市場へつながるキャリアを歩む例が多いです。主な進路は以下の通りです。
- 外資系金融・コンサル(Goldman Sachs・McKinsey・Deloitte等)
- 東南アジア発のユニコーン・スタートアップ(Grab・Sea等)
- 政府機関・国際機関(MAS・A*STAR・UN等)
- グローバルテック企業(Google・Meta・ByteDance等のシンガポール拠点)
- 国内外の大学院・MBA・医師・弁護士
QS世界8位の知名度は世界的に高く、特にアジア市場で活躍したい人には第一選択肢になります。
日本人IB生へのアドバイス
NUSの最大の魅力は「英語でアジア最高峰の教育を受けながら、シンガポールで4年間過ごせること」です。
スコアの目安: 競争率の高い学部(医学・法学・コンピューティング・BBA)は42〜45点が事実上の目安です。それ以外の学部は38〜40点台が合格ゾーンです。スコアだけでなく課外活動・志望動機の充実も鍵になります。
MOE Tuition Grantの就労義務: 授業料補助を受ける代わりに卒業後3年間シンガポール企業での就労義務が生じます。シンガポールでのキャリアをポジティブに考えているなら好条件ですが、将来のキャリアプランと照らして検討してください。
HL科目の準備: 志望学部のHL必須科目を早めに確認し、そこで6以上を取れるよう逆算した対策を立てましょう。
IBTからのアドバイス
NUSを目指すなら、HL科目で安定した6以上と、「なぜNUSか・なぜその専攻か」をPersonal Statementで具体的に語れる準備が不可欠です。EEとTOKで鍛えた論理構成力を最大限に活かしてください。
IBTのIB卒業生講師が科目スコアアップから出願書類作成まで一貫してサポートします。まずは60分無料体験で志望校に合わせた戦略を相談してみてください🩷
※ 最新の入試要件・出願スケジュールは必ずNUS公式サイト(入学情報)でご確認ください。入試情報は年度ごとに変更される場合があります。
UNIVERSITY INFO
- 国 / 都市
- 🇸🇬 シンガポール・シンガポール
- QS世界ランク
- #8
- IBスコア目安
- 38+点
- 入試タイプ
- IB成績・学業・課外活動の総合評価
- 出願システム
- NUS独自出願システム(NUS Applicant Portal)
- 出願締切
- 2月下旬頃(AY2026/2027は2026年2月23日)
- 語学要件
- IELTS Academic 6.5以上(英語以外の言語でIB科目を3科目以上履修した場合)
- 学費目安
- 約SGD 17,000〜30,000/年(学部により異なる)
- 奨学金
- あり
- HL科目要件
- 英語(必須)志望学部の指定科目(学部により異なる)
- 注目プログラム
- 文学・社会科学理学工学コンピューティングビジネス(BBA)法学医学・歯学建築デザイン環境
IBTの特徴
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