「IBって本当に大学で役に立つの?」「苦労して取ったディプロマ、意味あるの?」

こうした疑問を持つ生徒や保護者は多いでしょう。今回は、IBTの講師として活躍するIB卒業生たちに、「大学に入ってからIBが役に立った瞬間」を聞きました。

※ プライバシー保護のため、一部情報を変更しています。

「レポートの書き方で困らなかった」

卒業生A(海外大学・人文学部)

大学1年で最初にレポート課題が出たとき、周りの学生が「どうやって書けばいいの?」と戸惑っている中、私はすんなり書けました。IBのTOKとEEで「論理的に主張を組み立て、根拠を示し、反論を考慮する」という書き方を叩き込まれていたからです。

教授からも「あなたのレポートは構成がしっかりしている」と褒められて、IBで苦労した甲斐があったと思いました。

「ディスカッションで発言できた」

卒業生B(国内大学・国際関係学部)

日本の大学に進学しましたが、ゼミのディスカッションで積極的に発言できたのはIBのおかげです。IBでは授業中に意見を求められる場面が多く、「考えたことを言語化して、他者と議論する」練習を日常的にしていたので、自然にできました。

特にTOKで「自分の意見に反論する」訓練をしたことが効いています。「こういう反論もあり得るけど、こういう理由で私はこう考える」と言えるのは強みだと感じました。

「時間管理が身についていた」

卒業生C(海外大学・理工学部)

大学の課題量は多いですが、IBのDP時代に比べればマネジメントしやすいと感じました。DPでは6科目のIA、EE、TOKエッセイが同時並行だったので、優先順位をつけてスケジュールを組む力が自然と身についていたんです。

同じ大学の友人が「課題が多すぎて無理」と言っているときに、自分は余裕を持って取り組めたのは、IBで鍛えられたおかげだと思います。

「批判的思考が研究に直結した」

卒業生D(海外大学院・心理学研究科)

大学院で研究をしていて、IBで培った批判的思考(critical thinking)がそのまま研究スキルに直結していることを実感しています。

先行研究を読むとき「この研究の限界は何か」「別の解釈はないか」と考えるクセは、IBのときに身についたもの。特にTOKで学んだ「知識の信頼性を問う」という視点は、研究者として不可欠です。

「多様な視点を持っていることが評価された」

卒業生E(海外大学・ビジネス学部)

IBの教育理念に「international-mindedness(国際的な視野)」がありますが、これが大学でのグループワークで活きました。チームメンバーの文化的背景や価値観の違いを前提として議論を進められるのは、IBで育った強みだと思います。

CAS活動で地域のNPOと協働した経験も、大学の社会起業プロジェクトで役に立ちました。

保護者の方へ:IBの「見えにくい価値」

IBの効果は、テストの点数だけでは測れません。卒業生の声に共通しているのは、「考え方」「学び方」「伝え方」が身についたということです。

これらは大学だけでなく、社会に出てからも一生使えるスキルです。

お子さんが今、IBの課題に苦しんでいるとしても、それは将来の大きな財産になります。

IBTが提供する価値

IBTの講師は全員が「IBの価値を実感している卒業生」です。だからこそ、教科の指導だけでなく、IBを通じて身につく力の大切さを生徒に伝えることができます。

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