IB DP(ディプロマ・プログラム)の中でも、多くの生徒が苦労するのが数学です。Math AAとMath AIのどちらを選んでも、計画的な学習が欠かせません。

今回は、IB卒業生の講師陣が実際に使っていた勉強法を5つご紹介します。

1. 過去問は「解く」より「分析する」

IB数学の過去問は、ただ解くだけでは効果が半減します。大切なのは、出題パターンを分析することです。

  • どの単元から何点分出題されているか
  • 記述問題で部分点が取れるポイントはどこか
  • Mark Schemeの「Award marks」の基準は何か

過去5年分の問題を単元別に整理し、頻出テーマを洗い出しましょう。

2. GDC(グラフ電卓)を使いこなす

IB数学ではGDC(Graphic Display Calculator)の使用が前提です。TI-84やTI-Nspireの基本操作だけでなく、試験で時間短縮できる機能を把握しておきましょう。

  • 方程式のソルバー機能
  • 回帰分析(Math AIで頻出)
  • グラフの交点を求める機能

普段の勉強からGDCを使い、操作に慣れておくことが本番での余裕につながります。

3. IA(Internal Assessment)は早めに取りかかる

数学のIAは、全体の成績の20%を占める重要な課題です。テーマ選びに時間をかけすぎて、分析や考察が薄くなるケースが多く見られます。

おすすめのスケジュール:

  • Year 1の終わり: テーマ候補を3つ用意
  • Year 2の最初: テーマ決定・データ収集開始
  • 10月まで: 初稿完成
  • 提出2ヶ月前: 最終修正

4. 概念理解を優先する

IB数学は「公式を覚えて当てはめる」だけでは通用しません。なぜその公式が成り立つのかを理解していることが、応用問題で差をつけるポイントです。

例えば微分の問題で、「導関数は接線の傾きを表す」という概念を理解していれば、見たことのない問題でも対応できます。

教科書の例題を解くときは、解法を暗記するのではなく、「なぜこのステップが必要なのか」を自分の言葉で説明できるようにしましょう。

5. 弱点を放置しない仕組みを作る

間違えた問題をノートにまとめる「エラーログ」を作りましょう。

日付問題間違えた理由復習日
4/1微分の連鎖律内側の微分を忘れた4/4

このようなログを蓄積することで、自分の弱点が一目でわかり、試験前の復習が効率的になります。

まとめ

IB数学は「才能」ではなく「戦略」で点数が伸びる科目です。正しい方法で取り組めば、確実にスコアアップできます。

IBTでは、IB卒業生の講師がマンツーマンで数学の学習をサポートしています。 過去問分析からIA指導まで、一人ひとりに合わせた指導が可能です。

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