大学概要
専修大学は1880年(明治13年)、アメリカ留学から帰国した相馬永胤・田尻稲次郎・目賀田種太郎・駒井重格の4名によって創立された、日本で最初の経済学と法律学の専門教育機関「専修学校」を前身とする私立大学です。創立から140年以上の歴史を持ち、現在は8学部・17,967名の学部生(2025年度)を擁する総合大学として、経済学・法律学の伝統校であると同時に、実学教育と手厚い就職支援で知られています(出典: 専修大学公式サイト)。
建学の精神は「社会に対する報恩奉仕」。米国留学で得た知識を母国に還元するという創立者たちの志が、今日まで受け継がれています。学風は「質実剛健・誠実力行」で、派手さよりも実直さ、地に足のついた学びを重んじる校風です。IB教育が大切にする「知の行動化(知識を社会に役立てる)」「コミュニティへの貢献」というエートスと親和性が高く、IB生が自然になじめる土壌があります。
専修大学の大きな特徴のひとつが、2020年に神田キャンパスに新設された国際コミュニケーション学部(日本語学科・異文化コミュニケーション学科)です。多様化する世界で他者と出会い、異文化とコミュニケーションを学ぶ4年間をコンセプトに掲げており、IBのLanguage A/B、Global Politics、World Religions などで「言語と文化の多様性」を探究してきたIB生にとって直結する学部です。また同じ2020年には法学部・商学部も生田から神田へ移転し、神田キャンパスは都心型キャンパスとして大きく刷新されました。
IB入試の仕組み
専修大学は、IBディプロマ保持者が総合型選抜や外国人留学生入学試験を通じて出願できる可能性のある入試制度を設けています。ただしIB単独の特別選抜として明示した「IB入試」の有無は年度により変動するため、志望学部の最新の募集要項で必ず確認してください。
総合型選抜(対象学部・学科)
2025年度入試では、以下の学部・学科が総合型選抜を実施しています(出典: 専修大学公式サイト 入試制度)。
- 経済学部 国際経済学科
- 経営学部
- ネットワーク情報学部
- 国際コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科
選考は書類審査(志望理由書・活動報告・自己PR等)に加え、動画作成や記述式問題を含む方式で行われます。IB生は、CAS・EE・TOK・課外活動の経験を志望理由書と動画でアピールしやすい選抜方式です。
外国人留学生入学試験
全学部で実施されます。海外の高校を卒業した学生・IBディプロマ取得者が対象となる可能性があります(要件は年度ごとに要確認)。
帰国生徒を対象とした入試
2025年度募集要項上では「帰国生徒入試」として独立した試験区分の明記は公式サイト上で確認できませんでした。帰国生でIBディプロマ取得者の場合は、総合型選抜または外国人留学生入学試験の対象となるか、入学センターに直接問い合わせるのが確実です(要公式確認)。
スコア目安(IBT経験値・非公式)
専修大学は偏差値帯・MARCH直下〜日東駒専上位に位置する難関私大のひとつで、総合型選抜ではIB総点24〜30点程度、上位チャレンジは30点以上が目安となります。ただし総合型選抜はスコアだけでなく志望理由・活動実績・適性が重視されます。
出願プロセス
専修大学独自の出願システム(インターネット出願)から出願します。一般的な提出書類の例:
- 志望理由書・自己推薦書(総合型選抜)
- 高校の成績証明書(またはIBの成績・予測スコア)
- 活動報告書・資格取得証明書
- 出願エッセイ・動画(学部による)
- 外国人留学生入試の場合は日本語能力試験(JLPT)のスコア等
出願時期の目安:
- 総合型選抜: 例年9〜11月出願・10〜11月選考(年度により異なる・要公式確認)
- 一般選抜(スカラシップ入試含む): 2月1日・2日・12日の3日間
- 大学入学共通テスト利用入試前期: 1月上旬〜中旬出願
- 大学入学共通テスト利用入試後期: 2月中旬〜3月上旬出願
学費と奨学金
2025年度 初年度納付金(入学金+授業料+施設費+教育充実費+諸会費/完納・年額)
出典: 専修大学公式サイト「学費」PDF(2025年度1年次)
| 学部・学科 | 初年度納付金(完納・年額) |
|---|---|
| 経済学部 | 1,224,000円 |
| 法学部 | 1,226,000円 |
| 経営学部 | 1,226,000円 |
| 商学部 | 1,226,000円 |
| 文学部(日本文学文化・英語英米文学) | 1,234,000円 |
| 文学部(哲学) | 1,229,000円 |
| 文学部(歴史) | 1,244,000円 |
| 文学部(環境地理) | 1,259,000円 |
| 文学部(ジャーナリズム) | 1,239,000円 |
| ネットワーク情報学部 | 1,480,000円 |
| 人間科学部(心理) | 1,327,000円 |
| 人間科学部(社会) | 1,247,000円 |
| 国際コミュニケーション学部(日本語) | 1,256,000円 |
| 国際コミュニケーション学部(異文化コミュニケーション) | 1,358,000円 |
※ 入学金は全学部20万円。2年次以降の授業料(完納)は学部により79.6万円〜97.2万円(ネットワーク情報学部)で推移します。教材費・諸経費・生活費は別途。
生活費の目安
神田・生田いずれも首都圏につき、生活費(家賃・食費・交通費等)は年間100万円前後が目安です(大学による公式値ではなく、IBT参考値)。
奨学金制度
- スカラシップ入学試験: 専修大学の最も手厚い奨学制度。合格者は4年間の授業料・施設費あわせて約405.8万円が全額免除(返還義務なし)。2月1日・2日・12日の3日間の一般選抜とあわせて実施、募集人員は合計100名
- 進学サポート奨学生(予約採用型): 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)以外の国内高校出身者を対象とした給付型奨学金。採用定員200名
- 日本学生支援機構(JASSO)奨学金: 給付型・貸与型を併用可能
- 外国人留学生向け奨学金: 留学生対象の授業料減免制度あり
キャンパス・学生生活
神田キャンパス(東京都千代田区神田神保町) — 2020年に16階建ての新校舎「神田キャンパス新校舎」が九段下駅近くの靖国通り沿いに完成し、法学部・商学部・国際コミュニケーション学部の拠点となりました。神保町の古書店街・秋葉原・東京駅・皇居など、東京のど真ん中の文化・ビジネス・官公庁エリアに徒歩圏内。都市型キャンパスライフを満喫できます。新校舎15階には「グローバルフロア」が設けられ、グローバルコモンズ(語学学習スペース)・国際交流センターの相談窓口・アクティブラーニング対応の小教室などが集約されています。
生田キャンパス(神奈川県川崎市多摩区東三田) — 経済学部・経営学部・文学部・ネットワーク情報学部・人間科学部の5学部が学びます。多摩丘陵の緑豊かな広大なキャンパスで、落ち着いた環境で腰を据えて学問に打ち込めます。小田急線向ヶ丘遊園駅からスクールバス・徒歩圏内で、新宿までも乗車約25分と都心アクセスも良好です。
出典: 専修大学 大学概要
卒業後のキャリア
専修大学は140年以上の歴史の中で約30万人の卒業生を輩出し、「実学の伝統」と「手厚い就職支援」で知られます。主な進路は:
- 金融・保険 — メガバンク・地方銀行・証券・生損保(経済・商学部の伝統的強み)
- 公務員・法曹 — 国家公務員・地方公務員・裁判所職員・警察官・消防官(法学部の伝統)
- IT・情報サービス — システム開発・Web・データ分析(ネットワーク情報学部)
- 商社・小売・メーカー — 総合商社・大手メーカー・流通業
- 国際関連・教育・観光 — 海外営業・日本語教育・翻訳通訳・観光業(国際コミュニケーション学部)
出典: 専修大学公式サイト
日本人IB生へのアドバイス
国際コミュニケーション学部(異文化コミュニケーション学科)はIB生の関心と直結する — 言語・文化・国際関係を学ぶ同学科は、IBのLanguage A/B、Global Politics、World Religions、History などで「文化の多様性とコミュニケーション」を探究してきたIB生の関心をそのまま専門化できる学部です。神田キャンパスの「グローバルフロア」で日常的に多文化・多言語に触れられる点もIBと相性良好です。
総合型選抜ではIBの「プロセス」を言語化する — 専修大学の総合型選抜は動画作成や記述式問題を含むため、EE(Extended Essay)での探究プロセス、CAS(Creativity/Activity/Service)の経験、TOK(Theory of Knowledge)で培った批判的思考を、自分の言葉で具体的に語ることが合格の鍵になります。スコアを補う「経験とストーリー」の言語化がポイントです。
スカラシップ入試で学費不安を一気に解消する選択肢 — 4年間405.8万円が全額免除されるスカラシップ入試は、経済的な不安がある家庭にとって大きな選択肢です。IB生が磨いてきた学力の芯を、一般選抜方式で発揮できる自信があれば積極的に検討する価値があります。
日本語での学びが中心 — 専修大学は基本的に日本語で授業が行われます。帰国生・海外校出身者は、入学後の日本語でのアカデミックライティング・レポート作成に備え、出願前から日本語の論理的記述に慣れておくと安心です。
IBTからのアドバイス
専修大学を目指すなら、総合型選抜で問われる**志望理由書・動画・記述問題での「IB経験の言語化」**が合否の鍵です。EE・CAS・TOKをどう大学での学びにつなげるかを、ストーリーとして整理しましょう。IBTのIB卒業生講師が、IB科目のスコアアップに加えて、志望理由書の添削やAO面接対策までまるごとサポートします。まずは60分無料体験で、あなたに合った戦略を一緒に考えさせてください🩷
※ 本ページの情報は2026年4月時点で専修大学公式サイトをもとに作成しています。最新の入試区分・出願要件・学費・奨学金・キャンパス配置は、必ず専修大学公式サイトおよび入試制度ページで最新の募集要項をご確認ください。IB活用入試の有無や出願可能学部は年度によって変動するため、志望学部が決まったら大学の入学センターへの直接問い合わせをおすすめします。
UNIVERSITY INFO
- 国 / 都市
- 🇯🇵 日本・千代田区・川崎市(東京都・神奈川県)
- QS世界ランク
- #1001
- IBスコア目安
- 24-34+点
- 入試タイプ
- 総合型選抜・外国人留学生入学試験(IBディプロマ活用可能性あり/要公式確認)
- 出願システム
- 専修大学独自出願システム
- 出願締切
- 総合型選抜:例年9〜11月出願(要公式確認)/一般選抜:2月(スカラシップ入試含む)
- 語学要件
- 日本語中心(国際コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科では英語科目多数)
- 学費目安
- 約122万〜148万円/年(2025年度・学部により異なる)
- 奨学金
- あり
- HL科目要件
- 学部・学科により異なる(要公式確認)
- 注目プログラム
- 経済学部法学部経営学部商学部文学部人間科学部国際コミュニケーション学部ネットワーク情報学部
IBTの特徴
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