IB History IAは、2,200語以内の歴史研究レポートです。自分でテーマを選び、一次資料と二次資料を使って歴史的な問いに答える、IBの中でも最も自由度が高く、やりがいのある課題の一つです。
目次
- History IAの構成(2,200語の配分)- テーマの選び方- テーマ例20選20世紀の政治・戦争- 社会・文化史- 日本史・アジア史- 近現代の国際関係- Section 1で高得点を取るコツ- 避けるべきミス- IBの勉強でお悩みですか?
History IAの構成(2,200語の配分)
- Section 1: 資料の特定と評価(500語) — 2つの資料の出典・目的・内容・限界を分析- Section 2: 調査(1,300語) — リサーチクエスチョンに対する議論を展開- Section 3: 振り返り(400語) — 歴史家が直面する方法論的課題について考察
テーマの選び方
良いリサーチクエスチョンの条件:
- 具体的:時期と地域を限定する(例: 1919-1933年のドイツ)- 議論の余地がある:「To what extent…」「How significant…」で始まる- 資料が入手可能:一次資料と二次資料が十分にある- 授業で扱っていないトピック:授業内容とは異なるテーマを選ぶ(IBの規定)
テーマ例20選
20世紀の政治・戦争
- ヴェルサイユ条約はどの程度ドイツの政治的不安定化に寄与したか(1919-1933)- ニクソンのベトナム化政策はどの程度成功したか(1969-1971)- キューバ危機における外交交渉はどの程度核戦争を防いだか- 原爆投下の決定において軍事的必要性と政治的動機はどちらが大きかったか- マーシャル・プランは西ヨーロッパの経済復興にどの程度貢献したか
社会・文化史
- 公民権運動におけるマルコムXの役割はどの程度重要だったか- 明治維新における西洋化政策は日本の伝統文化にどのような影響を与えたか- 第一次世界大戦は女性の社会的地位をどの程度変えたか(イギリス)- アパルトヘイト廃止におけるマンデラの獄中からの影響力はどの程度あったか- プロパガンダはナチス・ドイツの国民統制にどの程度効果的だったか
日本史・アジア史
- 日中戦争における南京事件の歴史的記述はどの程度信頼できるか- 戦後日本の経済成長における朝鮮戦争特需の役割はどの程度大きかったか- 天安門事件が中国の民主化運動に与えた長期的影響- インド分離独立におけるマウントバッテン総督の役割- 韓国の急速な経済発展(漢江の奇跡)における政府の役割
近現代の国際関係
- 国連はルワンダ虐殺を防ぐことができたか- NATOの東方拡大はロシアの安全保障にどのような影響を与えたか- EUの設立はヨーロッパの平和維持にどの程度貢献したか- イラク戦争の開戦理由(大量破壊兵器)はどの程度正当化できるか- ベルリンの壁崩壊における市民運動の役割はどの程度決定的だったか
Section 1で高得点を取るコツ
2つの資料を選ぶ際は、異なる視点の資料を選ぶと分析が深まります(例: 当事者の回顧録 vs 歴史家の研究書)。資料の評価では、**OPVL(Origin, Purpose, Value, Limitation)**のフレームワークを使うと漏れなく分析できます。
避けるべきミス
- 記述的になる:歴史的事象を述べるだけでなく、「なぜ」「どの程度」を分析する- テーマが広すぎる:「第二次世界大戦の原因」ではなく、特定の要因・時期に絞る- 一次資料を使わない:二次資料だけでは高得点は取れない- Section 3を軽視する:振り返りは400語もあり、配点も大きい
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