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IB DP 勉強法|試験直前にやるべきこと・やってはいけないこと

「もう試験まで2週間しかない…」「今から何をすればいいの?」——IB DPの試験シーズンが近づくと、そんな声をお子さんから聞くことが増えるのではないでしょうか。

保護者の方も、そわそわする気持ちは止まらないですよね。サポートしてあげたいけれど、IB特有の試験スタイルがよくわからなくて、何をアドバイスすればいいのか迷ってしまう——そういったお悩みを、私たちIBTにはたくさん届いています。

この記事では、IB卒業生の目線から「試験直前に本当に効果のある勉強法」と「やってしまいがちだけど実は逆効果なこと」を正直にお伝えします。ぜひお子さんと一緒に読んでみてください。

目次

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試験直前にやるべきこと

1. 過去問を「解く」より「分析する」

試験直前になると、「とにかく過去問を解かなきゃ」と焦りがちです。でも実は、直前期は量よりが大事なんです。

過去問を解いたら、以下の3点を確認してみてください。

  • マークスキームと見比べて、点を取るための「型」を理解する
  • 「なぜこの答えが正しいのか」を言語化できるか確認する
  • 繰り返し間違えているポイントだけに絞って復習する

IBの採点基準(マークスキーム)は、学校の定期テストとはまったく違います。「どんな要素が含まれていれば点がもらえるか」を把握することが、最短で点数を伸ばすコツです。

2. TOKとEEの「最終チェック」を忘れない

つい科目の試験勉強に集中してしまいますが、TOK(Theory of Knowledge)とEE(Extended Essay)のポイントは試験前に確定しているはず。提出済みであっても、Predicted Gradeへの影響がありますし、TOKエッセイはしっかりと内容を頭に入れておくと、面接形式のTOK展示(Exhibition)に自信を持って臨めます。

「あれ、自分のTOKって何を主張してたんだっけ?」とならないよう、直前に一度読み直す時間を作りましょう。

3. 「自分の弱いトピック」だけに集中する

全部をまんべんなく復習しようとすると、時間が足りなくなります。直前期にやるべきことは、「得意科目をさらに伸ばす」ことではなく、「落としてはいけないところを守る」こと

具体的な方法としては:

  • 科目ごとにトピックリストを作り、自信度を3段階(◎・○・△)で評価する
  • △のトピックだけをピックアップして優先的に復習する
  • △でもIAや内部評価と連動している部分は特に丁寧に確認する

4. 睡眠と食事は「戦略的に」確保する

「もったいないから削りたい」という気持ちはよくわかります。でも、IBの試験は記憶力だけでなく、批判的思考力(Critical Thinking)が問われるため、脳が疲弊していると本番で実力が出せません。

直前2週間は最低でも6〜7時間の睡眠を確保し、試験当日は脳のエネルギー源になる炭水化物をしっかり取るよう、ぜひご家庭でも声をかけてあげてください。

試験直前にやってはいけないこと

❌ 新しいテキストや参考書に手を出す

直前期に「このテキストの方がわかりやすいかも」と新しい参考書を始めてしまうケースがあります。これはかなりのリスクです。

IBのカリキュラムは広いので、新しいテキストを読み始めると「知らなかったことを発見してしまう」ことになりがち。それが焦りにつながり、かえってパニックを招きます。直前期は今まで使ってきたノートや教材を信じること。これが一番大切です。

❌ SNSで「試験の情報」を探すのに時間を使う

試験前になると、「今年の試験に出るトピックはどれ?」と情報収集をしたくなります。でも、SNSに流れている予想情報は根拠が曖昧なものも多く、それに振り回されて本来やるべき復習ができなくなるのは本末転倒です。

もし信頼できる情報が欲しければ、IBOの公式資料や過去の出題傾向の分析に絞りましょう。

❌ 「完璧にわかるまで」ひとつのトピックに集中しすぎる

IBの試験はどの科目も広いシラバスを持っているため、一つのことを完璧にしようとするあまり、他をカバーできなくなる——という失敗パターンが多いです。

「完璧にわかる」を目指すより、「ある程度わかって得点できる」状態を多くのトピックで作ることが、直前期の現実的な戦略です。

❌ 保護者からの「どうなの?」プレッシャー

これはお子さん向けではなく、保護者の方へのお話です。試験直前期、心配のあまり「今どこまで終わった?」「それで大丈夫なの?」と頻繁に聞いてしまうことはありませんか。

お子さんは十分に自分でプレッシャーを感じています。直前期の保護者のサポートで一番大切なのは、「静かな環境を作ること」と「ご飯を整えること」。それだけで十分すぎるくらいです。

まとめ:直前期は「新しいことより、今あるものを固める」

IB DPの試験直前は、誰でも不安になります。でも、だからこそ焦って「なんでもやってみる」のではなく、今まで積み上げてきた自分の勉強を信頼して、弱点だけを丁寧に補強するという姿勢が結果につながります。

「何をすればいいかわからない」という状態になっているお子さんには、IB経験者の視点からの個別アドバイスが一番効果的です。一人で抱え込まず、ぜひご相談ください。大丈夫ですよ——方法は必ずあります。

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